中高年の転職の最大の障害について 昨年末、42歳のときに営業部長職を任されていた会社を勢いで辞めた。現在、43歳。再就職のメドは立ったけれども、その過程における悪戦苦闘は、今も僕の中に大きなダメージとして残ってしまっている。たとえば各種申請種類に記名する際、ペンを持って「さあ名前を記さん!」と意気込むだけで、再就職活動において履歴書を執筆しているときの辛さが蘇り、涙がこみあげてきてしまう。これが戦場から帰還した兵士が悩まされるPTSD、あるいはトラウマというやつなのかもしれない。きっつー。 この文章は中年男性が転職するにあたってブチ当たった苦労と心構えについて書かれたものだ。誤解してもらいたくないのは「皆様には自分のような辛い思いはしてほしくない」という薄気味悪い気持ちから書いたのではないということだ。はっきりいって僕と同じような状況にある赤の他人が悪戦苦闘しようが露頭に迷って落命しようが
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