事業仕分けの特徴は、これまでテキスト資料のみでブラックボックスの部分が多かった各事業の予算内容が、完全公開の原則から国民の目の前で査定を受けることだ。すでに大手メディアからは「財務省のいいなり」「3兆円の削減は期待できない」といったピンぼけ批判が多いが、この作業の意義は「すべてが公開される」という一点にのみある。国民は、評価者のツッコミが甘ければ厳しく指摘し、作業過程そのものに改善の余地があるならば直接提言すればいい。それには多くの国民の参加が不可欠である。国民参加型の予算査定に、みなさんもぜひご参加を。 作業の過程は行政刷新会議のHPで動画生中継され、Twitterでもテキスト中継される。