気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 世の中、これだけ企業統治、法令遵守、企業の社会的責任などと叫ばれていても、企業の不祥事が絶えません。企業の幹部が並んで頭を下げる場面は、残念なことに今や新聞やテレビで馴染みの光景になってしまいました。 こうした状況を受けて活発になっているのが、企業の内部統制を強化する動きです。2006年5月に施行された新会社法や、2008年に予定されている日本版SOX法の施行は、その典型だと言えるでしょう。いずれも、内部統制のルール作りやリスク管理の強化、財務報告に対する経営者責任の明確化などを通じて、企業の透明性を高めるのが狙いです。 「仕事観」を育んでこそ「よい仕事」ができる そんな動きについて改めて考えてみると、日本企業の経営を米国型に変えていこうとい