あらすじ 平和な女子高の温和な校長、ジェームス・吉田。 彼はまた秘密情報部員でもあったのだ。 今日もまた、世界を脅かす悪の陰謀に、敢然と立ち向かっていく我らが吉田さんであった…。 解説 あらすじなど書くのが馬鹿らしいほどのナンセンスな007パロディ漫画。 とにかく細かいギャグやパロディの連続で、(時代性を感じてしまう所もありますが)今読んでも十分面白いです。 「ドクター・ノオ」から「美しき獲物たち」まで(旧作「カジノ・ロワイヤル」含む)をパロディ化してあるのですが、作者的にはティモシー・ダルトンはしっくりこなかったんでしょうかねえ。 「リビング・デイライツ」以降の作品のパロディも見てみたかったのですが。 ……と、オススメしておきながら現在絶版状態。 是非とも復刻して欲しい作品ですが、9話目の「黄金銃を持つ男」のオチは現在の感覚ではちょっと不適切でしょうね。 ま、それも時代性と言う事で。 T