こんにちは、台北ナビです。今では日本人観光客にもすっかりおなじみの「九份」。その眺望のよさと情緒あふれる街並みで多くの観光客を引き寄せています。昔は炭鉱で栄えていたこの町ですが、今ではお土産や茶芸館が立ち並ぶ観光スポットとなっています。今日はそんな街の中にあるとっておきの茶芸館をご紹介しましょう。 ノスタルジックな雰囲気 「阿妹茶酒館」はメインストリートに面しています。メインストリートといっても、山の斜面にへばりついた長い階段がこの通り。ガイドブックなどでもここの写真をよく見かけるはずです。なぜかと言えば、この通り一帯は世界的に評価を受けた台湾映画「悲情城市」の舞台になったところです。その映画が評判になって、お店ももう18年。階段の両側にはレトロな雰囲気の茶芸館やレストランが軒を連ね、店の看板をせりだしています。階段の中腹あたりには昔の映画館の跡や日本時代の民家を利用した商店などもあり、ど