任期満了に伴う兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)で、立憲民主党や国民民主党に所属する元国会議員らが擁立を目指していた兵庫県明石市の泉房穂市長(57)が6日午前、同市役所で会見を開き、立候補しない意向を明らかにした。「私は明石市長であり、市民のために頑張る立場。(立候補)要請を受けるつもりはない」などと述べた。 泉氏は2019年、部下への暴言問題で市長をいったん辞職した後、出直し市長選で3度目の当選をし、任期が23年4月まで残っている。「当時、市民に大変ご迷惑を掛けたが、(出直し選挙への立候補を求める)署名活動などで『頑張れ』という声をたくさんいただいた。今後も全身全霊で市民のために頑張っていくのは当然」とした。 泉氏によると、「立憲民主党の元国会議員らが(泉氏の)擁立を検討している」との報道を受け、市民から「市長をやめないでほしい」との声が多数寄せられたという。「報道で市民が戸惑
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