【ベルリン時事】ドイツ南部のミュンヘン地裁は12日、第2次大戦中にナチス・ドイツの強制収容所で看守を務めたジョン・デミャニューク被告(91)に対し、ユダヤ人ら少なくとも2万8000人の殺害に関わったとして、禁錮5年(求刑同6年)の有罪判決を言い渡した。 同被告は生存している大物戦犯の一人とされ、裁判の行方に注目が集まっていた。被告側は証拠が捏造(ねつぞう)されたと無罪を主張しており、控訴する方針。 【関連記事】 〔写真特集〕特別展「ヒトラーとドイツ人」 〔写真特集〕アドルフ・ヒトラー 〔写真特集〕マダム・タッソーろう人形館 大佐は「ヒトラーのように自殺」=リビア前法相が予測 ヒトラーに未公開写真=400万円で落札