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  • 中日春秋:中日春秋(朝刊コラム):中日新聞(CHUNICHI Web)

    「積ん読」という言葉は、世界に誇るべき日語らしい。オックスフォード大学出版局は、「愛書家が知っておくべき十の言葉」の筆頭に、tsundoku(ツンドク)を挙げた ▼買ったを読まないまま、積んでおく。そんな状態をずばりひと言で表す言葉が、英語などにはない。日読書文化が生み出した見事な言葉なのだ ▼だが、胸を張ってばかりもいられない。棚からあふれ、廊下や枕元などで山となったに、自己嫌悪さえ覚えるのに、その山は確実に成長し続ける。そういう「積ん読病」患者にお薦めなのが、若松英輔さんの近著『言葉の贈り物』だ ▼若松さんのお父さんも大変な愛書家で、晩年に目を悪くして満足に読めなくなっても、買い続けた。どう見ても無駄である。父の「積ん読病」を若松さんが同僚に嘆くと、こう言われたという。「読めないは、読めるより大事なのかもしれない」 ▼<人は、いつか読みたいと願いながら読むことができない

    中日春秋:中日春秋(朝刊コラム):中日新聞(CHUNICHI Web)
    REBEKKA
    REBEKKA 2016/12/17
    “ふさわしい時機の到来を待っている” これは正しくそうだと思う。読むタイミングってあると思うし、それが合って読む方が断然その本が良くなると思ってる。
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