平成が終わり、令和の時代を迎えた2019年。いろいろあった今年の製薬業界を2回に分けて振り返ります。(製薬業界 回顧2019[1]はこちら) 「キムリア」「コラテジェン」「オンパットロ」が承認 CAR-T細胞療法に遺伝子治療、siRNA核酸医薬…。2019年は国内初の新規モダリティ(治療手段)が相次いで承認されました。 3月にはノバルティスファーマのCAR-T細胞療法「キムリア」(一般名・チサゲンレクルユーセル)と、アンジェスの重症虚血肢向け遺伝子治療薬「コラテジェン」(ベペルミノゲン ペルプラスミド)が承認。6月には、アルナイラム・ジャパンのトランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチー治療薬のsiRNA「オンパットロ」(パチシラン)が承認されました。 これらの治療薬は、革新性の高さだけでなく、薬価も注目されました。いずれもCD19陽性のB細胞性急性リンパ性白血病とびまん性大細胞

