「モデルナアーム」とは頻度は低いですが、モデルナ社製の新型コロナワクチン接種後5~11日目に「モデルナアーム」あるいは「COVIDアーム」と呼ばれる皮膚の赤みが出ることがあります(写真)(1,2)。夏場ということもあって、虫刺されと勘違いして受診する人が多いようです。 結論から書くと、この副反応を怖がる必要はありません。軽症で終わることが多いためです。 モデルナアーム(文献1より引用) 海外では「モデルナアーム」の頻度は0.8%とされていますが、局所反応については接種後7日目までしか登録していなかったため、過少に報告された可能性があります(3)。日本では、第63回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会に提出された資料(4)によると、接種後2~4%に遅発性の皮疹・かゆみが出現したと報告されています。ちなみにこの副反応、なぜかファイザー社製(コミナティ)の新型コロナワクチンでは起

