新年が明けてもうすぐひと月。ネットメディアでも2016年のビジョンが語られています。昨年を振り返ってみると、オリンピックの新競技場やロゴ問題に代表されるように、「創造」→「表現」→「マネタイズ」のシステムの老朽化が目につきました。できあがった作品の賛否は別にしても、創るプロセス、評価するプロセスとマネタイズの問題です。 こうしたプロセスが大切なのは、公共の建物やイベントだけではありません。ネットのコンテンツだってそう。誰かが発信したコンテンツをパクって自社の利益にしちゃおうってビジネスモデルはもうダメで、ユーザーや消費者は、価値の高い情報に効率良く、短時間で触れられるコンテンツを求めています。 2016年は「0→1」をできることが大事 僕は2016年は「0→1」にするプロセス、それも価値ある「1」にすることが大切になる時代になると思っています。もちろん、そのプロセスは昔から大事だったんです