仏パリの美術館「パレ・ド・トーキョー」で、卵の上に座り、ヒナがかえるまでめんどりのように温め続ける仏人アーティストのアブラハム・ポアンシュバルさん(2017年3月29日撮影)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN 【4月21日 AFP】卵の上に座り、23日間にわたって温め続けてきたフランス人美術作家のアブラハム・ポアンシュバル(Abraham Poincheval)さん(44)が20日、最終的に9羽のひなをふ化させてパフォーマンスを終えた。このパフォーマンス作品については、動物虐待と非難する声も上がっている。 ポアンシュバルさんは、仏パリ(Paris)の美術館に設置されたガラスケース内部で3週間以上を過ごし、期間中はほとんど眠らずに卵を温め続けてきた。最初のヒナがふ化したのは18日。 この作品について、動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」は、ヒナたち