ゆうべ絶望して早寝した。 いい方に向かっていると思っていたけど そんなことはなかったようだ。 ビール飲んで煮物食べて 寝る直前までタブレットでコミック読んで 嫌なことを考えそうになるたびに 無理矢理 「今日は考えちゃだめ」 「今日は考えない！」 「明日考えよう」 と、パーン と 頭からはじき出して寝た。 ［広告］ 横になると 驚くほど心臓がどきどきしていた。 え？ こんなにどきどき？（初恋） こんなにどきどき？（動悸息切れ） このまま止まればいいのに。 嫌な夢を見るかと思ったけど 夢はいい夢だった。 途中何度か目が覚めて 現実の嫌なことを考えそうになるたびに パーン と、はじき出してまた寝た。 9時間くらい寝た。 寝てもすっきりもしないし 何も解決もしないし 気力もないけど でも、寝ないよりはましだったな。 きっと。 今日は夜バイト。 夜、再び三度 嫌な連絡が入ったらつらいな。 帰宅の電車

僕の地元は北海道の東にある「クシロ（苦死露）」という場所なんですが、別名『霧の街』と言われ、1年の3分の1は霧、濃霧に包まれてる暗黒の地です。真っ昼間でも滅多に青空を拝めることがない、リアル・レガイア伝説、リアル・サイレントヒルです。 そのへんの子供に声をかけたら「えっ？お兄ちゃんもしかして外の人？じゃあ『アオゾラ』ってやつを見たことがあるのかい？いいなぁ…ぼく絵本でしか見たことないや…ねぇお兄ちゃん…ぼくも大人になったら『アオゾラ』見られるかな…」とか言われるし、そのへんの老人に声かけたら「おお…まさかお主『外』の人間か…？目に光が宿っておる…」とか言われます。 駅前には渋谷のスクランブル交差点並みにバカデカいメインストリートがあるんですけど、歩行者なんて数えるほどしかいません。 日曜だろうが祝日だろうが、ハトのほうが数多いんじゃねぇかってくらい人間歩いてないですし、商店街もテナントの9

ニイタカヤマでっせ。 大阪と奈良の県境の山の上に遊園地があるのです。僕は大学の頃この遊園地でバイトしてました。 この遊園地があるてっぺんまではケーブルカーでも行けるのですが道路も通じているのです。 僕はバイク乗りだったのでケーブルではなくバイクで通っていました。 ホンダVT250Fです。初代です。 この遊園地は夏場夜10時までナイター営業をやっていました。仕事が終わると早く帰りたいのでバイクをかっ飛ばして山を下るのです。 イニシャルDのバイク版です。 っていうか当時はイニシャルDはまだやってませんでした。 バリバリ伝説です。 シートの前の方に座りニーグリップではなくくるぶしでグリップです。 コーナーが迫ると一番奥まで突っ込んでブレーキいっぱい握りしめてゆっくりぃゆっくりぃ…あ、これ違うわ。ブレーキを握りしめギアを落としパワーバンドを絶対に外さないようにしトルクがかかった状態で車体をバンクさ

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