7日午後2時半ごろ、東京都多摩市諏訪4丁目の都営団地の一室で女性2人が死亡しているのを、ケアワーカーからの通報で駆けつけた警視庁多摩中央署員が見つけた。いずれも目立った外傷はないという。署はこの部屋に住む母親(80)と娘(49)とみて身元や死因を調べている。 署によると、母娘の2人暮らしで、母親はパーキンソン病を患って自力では歩けず、娘が介護していたという。 今月1日に医師が訪問し、玄関先には3日からの新聞がたまっていた。部屋はクーラーがつけっぱなしだった。署は、何らかの原因で娘が先に死亡し、その後母親が衰弱して亡くなった可能性が高いとみている。