経済成長すれば増税は必要ない、という意見は根強くあります。 現行の税収構造から考えて、 この意見は成り立つのか・・経済学者が試算しております。 参考文献はこちらです。 税制改革のミクロ実証分析――家計経済からみた所得税・消費税 (一橋大学経済研究叢書61) 作者: 北村行伸,宮崎毅出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/02/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る なお、以下の仮定は消費税に限定しており、 経済成長による法人税や所得税の増収は 計算に入れておりませんし、 あくまで現在の物価水準が変わらないとしたり 消費性向も変化しないとするなど いろいろ問題がありますが、 議論の前の一つの仮定と考えてお読みください。 なお、数字はいずれも2009年度のものです。 消費税は家計の最終消費に転嫁されるという建前であり、 家計消費支出と実際の税収を比較することに