ブックマーク / www.gentosha.jp (6)

  • 死刑執行後の遺体を引き取る母の涙|ルポ 死刑|佐藤大介

    死刑囚、刑務官、被害者遺族、元法相などへのインタビューで死刑制度の全貌に迫る書籍『ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル』(佐藤大介著、幻冬舎新書)がたちまち3刷となり、話題を呼んでいる。 ここでは書の一部を抜粋して紹介。刑が執行された「元死刑囚」の家族の思いとは――。 *   *   * 「立派な最期でした」と告げられた母の涙 棺に入った息子は、花に囲まれ、穏やかに眠っているように見えた。 「(最期に)母ちゃんの顔を見ることはできんかったね」 母は声を絞り出して語りかけた。 福岡市早良(さわら)区の福岡拘置所。その一角にある刑場で、松田幸則元死刑囚(当時39)に死刑が執行されたのは2012年9月27日だった。 報せを受けた70代後半の母は、その翌日に熊県内から駆けつけ、拘置所内で行われた葬儀で手を合わせた。 応対した拘置所幹部は「立派な最期でした」と告げた。遺書は書かれていなかった

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    ROYGB 2022/01/12
  • 天皇が靖国神社を参拝しなくなったのは「A級戦犯」合祀が原因か?|靖国神社|島田裕巳

    靖国神社 2020.08.15 公開 ツイート 天皇が靖国神社を参拝しなくなったのは「A級戦犯」合祀が原因か? 島田裕巳 毎年、この季節になると必ず取り沙汰されるのが、いわゆる「靖国参拝問題」だ。国家間の対立にまで発展する、根の深い問題であるが、そもそも靖国神社とはどんな施設なのか、誰がなんのためにつくったのか、なぜ首相の「公式参拝」が批判を浴びるのか、天皇はなぜ参拝しなくなったのか……きちんと説明できる人は少ないだろう。そこでオススメしたいのが、宗教学者、島田裕巳さんの『靖国神社』だ。日人ならぜひ知っておきたい事実が満載の書から、一部をご紹介しよう。 *   *   * 大スクープだった「富田メモ」 天皇が亡くなってから17年が過ぎた平成18年のことだった。7月20日付の日経済新聞は、「A級戦犯合祀 昭和天皇が不快感」という見出しで、いわゆる「富田メモ」のことをスクープした。 スク

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    ROYGB 2020/08/16
  • 私たちはどうつながっていけばいいのか|広く弱くつながって生きる|小野美由紀/佐々木俊尚

    新書『広く弱くつながって生きる』の著者・佐々木俊尚さんと、小説『メゾン刻の湯』の著者・小野美由紀さん。おふたりが「これからのつながり方」について対談しました。最終回は、質疑応答編です。 衰退しつつある郊外を盛り上げていくには? お客さん 先ほど佐々木さんのお話の中で、郊外がこれから衰退していくというお話をされていたかと思うんですけれども、最近、何か特有の魅力というものを発信していきたいという取り組みが東京郊外のあちこちで起こっているんですね。衰退していく郊外に対して自分たちがそれに抗うかのようにしてでもその地域を守りたいという意識が出てきたんじゃないかなというふうに思ったんですけれど、それについてはいかがでしょうか。 佐々木 首都圏の郊外だったら、別に観光客が来るとか、そういう話じゃないわけで。そこに住んでいる人たちがすでにいっぱいいるわけだから、その中でゆるやかなコミュニティをどう作るか

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    ROYGB 2018/07/12
  • 世界中で研究“オオカミに育てられた子”の実記は嘘だった…(その1)|オオカミ少女に気をつけろ!|泉美木蘭

    今回は、連載タイトルになっている「オオカミ少女」のお話。 みなさんは、こんな物語を聞いたことがないだろうか? 《インドの森のなかで、赤ん坊の頃から狼に育てられていた姉妹が発見された。姉妹は言葉を話すことができず、四つ足で歩き、地面に置いた皿をなめるようにしてミルクを飲んだ》 私がはじめて聞いたのは30年ほど前。教科書に掲載されている話だ。さまざまな研究分野でも「基のキ」のように採用されている“実話”なのだが……。 *** 社会学者である父の書棚には、「切腹論」「生き神信仰」「日のシャーマニズム」「パニックの心理」など、怪しげで手垢のついた古ぼけた書物がたくさん並んでいた。難しくて子供の私にはほとんどわからなかったが、普通の平穏な生活からは見えない、知ってはいけない世界が莫大に広がっているように思えて、好奇心を煽られ、見たくて見たくてしょうがなかった。 切腹のは、真一文字と十文字とでは

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    ROYGB 2018/04/12
  • 「結婚・妊娠・出産」って最後の宗教みたい|生涯未婚時代を生きるわたしたちのコツ|永田夏来/pha

    永田夏来 1973年長崎県生まれ。2004年に早稲田大学にて博士(人間科学)を取得。現在は兵庫教育大学大学院学校教育研究科助教。専門の家族社会学ほか、インターネットや音楽漫画などサブカルチャー分野でも活躍中。 pha 1978年生まれ。大阪府出身。京都大学卒業後、就職したものの働きたくなくて社内ニートになる。2007年に退職して上京。定職につかず「ニート」を名乗りつつ、ネットの仲間を集めてシェアハウスを作る。2019年にシェアハウスを解散して、一人暮らしに。著書は『持たない幸福論』『がんばらない練習』『どこでもいいからどこかへ行きたい』(いずれも幻冬舎)、『しないことリスト』(大和書房)、『人生の土台となる読書 』(ダイヤモンド社)など多数。現在は、文筆活動を行いながら、東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。Xアカウント:@pha

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    ROYGB 2017/10/04
    記事にもあるけど、シェアハウスでダメなら他に行くみたいな感じで、結婚してダメなら他の道という選択もあっていい。
  • ニートが熱海に別荘を買った話(後編)【リバイバル連載】|移動時間が好きだ|pha

    pha 1978年生まれ。大阪府出身。京都大学卒業後、就職したものの働きたくなくて社内ニートになる。2007年に退職して上京。定職につかず「ニート」を名乗りつつ、ネットの仲間を集めてシェアハウスを作る。2019年にシェアハウスを解散して、一人暮らしに。著書は『持たない幸福論』『がんばらない練習』『どこでもいいからどこかへ行きたい』(いずれも幻冬舎)、『しないことリスト』(大和書房)、『人生の土台となる読書 』(ダイヤモンド社)など多数。現在は、文筆活動を行いながら、東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。Xアカウント:@pha

    ニートが熱海に別荘を買った話(後編)【リバイバル連載】|移動時間が好きだ|pha
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    ROYGB 2017/04/13
    こういうのも今はやりの民泊で小銭をかせぐことは出来そうではあるけど、それも手間とか考えると簡単にはいかないかな。
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