ブックマーク / www.nri.com (2)

  • マイナス金利政策解除で3層構造の日銀当座預金制度はどうなるか

    付利金利制度はなぜ生まれたか 日銀行のマイナス金利政策解除の観測が強まる中、マイナス金利政策と同時に導入した3層構造の日銀当座預金制度の先行きへの関心も強まっている。 2016年以降、日銀行は日銀当座預金の政策金利残高に適用される付利金利を、政策金利と位置づけている。これは日銀行の債務、借り入れに適用される金利だ。 しかし長らく、日銀行は民間銀行に対する日銀行の債権、貸し出しに適用される金利を政策金利としていた。それがかつての公定歩合であり、その後の無担保コールレート(翌日物)誘導目標であった。 2008年に日銀行は、日銀当座預金の中で所要(法定)準備以外の超過準備に適用される付利金利を、政策目的で初めて導入した。それは、日銀行が量的な政策を進める中で、政策金利であるコールレート翌日物をコントロールするためだ。 そもそも金利と量は表裏一体であり、コールレート翌日物誘導目標を引

    マイナス金利政策解除で3層構造の日銀当座預金制度はどうなるか
    ROYGB
    ROYGB 2023/12/23
    当座預金残高が増えてるのは、日銀が株を買った代金などを当座預金に支払ってるからではなかったのかなあ。あと金利は貸し借りに適用されるので、片方だけを自由にしたいというのは虫が良すぎる。
  • 蘇る官製春闘:なぜ同じ政策を繰り返すのか

    春闘で企業側に3%の賃上げ要請 岸田首相は、2022年の春闘で企業側に3%程度の賃上げを要請する方針を固めた。26日には「新しい資主義実現会議」を開き、賃上げに関して議論を行ったうえで、正式に賃上げ要請の方針を打ち出す。政府が春闘で目標の数値を示すのは4年ぶりとなる。 岸田政権は、アベノミクスのもとで大企業は潤ったが、その恩恵は労働者には十分に及ばなかったとして、アベノミクスを修正、発展させる「分配」重視の姿勢を示している。 実際には安倍政権も賃上げを促す政策をかなり強硬に進めた。しかし、期待した結果を得られなかった。その手法はまさに「アメとムチ」であった。来、労使の協議の場である春闘に政府が介入し、企業側に高い賃上げを求めた上で、賃上げに後ろ向きの企業名を公表する、といわば脅しをかけた時もあった。これが「ムチ」の政策だ。 他方で、2013年には現在も続く「賃上げ税制」を導入し、一定水

    蘇る官製春闘:なぜ同じ政策を繰り返すのか
    ROYGB
    ROYGB 2021/12/03
    最低賃金の引上げと方向性としては同じではないかなあ。
  • 1