こんにゃく芋(いも)は、ジャガイモと同じように種芋から増やしますが、ジャガイモと違って2〜3年必要です。 まず、春に種いもを植えると新しいいもができ、そこから地下茎が伸び、秋には生子(木子:きご)というこんにゃく芋(いも)の赤ちゃんができます。この生子を収穫・貯蔵し、次の春に植え付け(1年生: 約15g)、秋に収穫したものを2年生(約100g)、さらに次の春に2年生を植え付け、秋に収穫したものを3年生(約600g)、次の春に3年生を植え付け、秋に収穫したものを4年生(約2〜3kg)と言います。 生子(1年生)〜2年生では5〜10倍に、2年生〜3年生では5〜8倍に、3年生〜4年生では4〜7倍に成長します。通常は3年生または4年生のいもを秋に出荷します。 こんにゃく芋(いも)は低温に弱く、腐りやすいため、収穫から植付けまでの保管が難しい作物です。 こんにゃく芋(いも)の安定した栽培法が確立され