東京の観光スポット、浅草寺周辺で今、ある騒動が起きています。およそ40年、営業を続けてきた商店街の店舗に対し、地元の台東区が不法占拠だとして「立ち退き」を求め、商店街は存続の危機を迎えています。 ◇ 東京土産の定番和菓子に、職人の技が光る工芸品。台東区浅草の浅草寺周辺では歴史ある商店が軒を連ね、観光スポットにもなっています。 しかし、その一角にある商店街で「ある騒動」が起きていたのです。 浅草伝横商栄会 西林宏章会長 「32店舗ある商店街が(区から)立ち退きを迫られている」 対象は、浅草寺南の道沿いに建つ長屋のように連なった32の商店。いずれも同じ商店会に加盟していて、100メートル以上同じ間口の店が並んでいます。 区が立ち退きを要求する理由は… 台東区担当者 「公道上に許可なく店を建てて営業している」 32軒の店舗が建っているのは私有地ではなく公道上。つまり、不法占拠にあたるというのです
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