浦和一筋12年・永井が清水へ完全移籍 清水に移籍が決まった浦和の永井 清水が元日本代表FW永井雄一郎(29)=浦和=を完全移籍で獲得することが6日、分かった。この日までに清水と永井の移籍交渉が基本合意に達し、今週中にも「清水・永井」誕生が正式に発表される見通しとなった。2007年にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のMVPに輝いた永井は小学時代からほぼ浦和一筋でプレーしてきたが、ゲルト・エンゲルス前監督との確執などもあり、浦和を去ることを決意した。 浦和を07年のアジア王者に導いた永井が、長年慣れ親しんだクラブを離れる決断を下した。この日、関係者が本人サイドと清水の移籍交渉が複数年契約で基本合意に達したことを明らかにした。永井は関係者に「清水に行く」と話しており、すでに都内の自宅を引き払う準備をはじめ、静岡で新居を探しはじめているという。 永井は98年途中に独・カールスルーエに1年間