“電力大余剰時代”は来るのか(前編) ~人口予測を基に考える~:世界を「数字」で回してみよう(4)(1/4 ページ) 今の日本では、「電力が足りる/足りない」は、常に議論の的になっています。しかし、あと十数年もすれば、こんな議論はまったく意味をなさず、それどころか電力が大量に余る時代が到来するかもしれません。 先日のオフィスの昼休み、後輩のエンジニアと電力に関する話をしていました。 江端:「『電力を無制限に使っていい』とします」 後輩:「え? は? いきなり何ですか?」 江端:「電力を、無制限に使っていいです。何にどれだけ使ってもいいです。但し、必要な電力に限定します」 後輩:「はあ……。では、例えば、テレビを同時にいくつもつける、とか?」 江端:「同時に2つ以上のテレビを楽しめるならいいですが、そうでないならダメです」 後輩:「パソコンを何台も動かすとか」 江端:「O.K.です。でも、複
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