東京や神奈川などで民間の学童保育を運営している会社の30代の元社員が、勤務していた施設で複数の児童の体を触るなどして強制わいせつなどの罪で逮捕・起訴されていたことがわかりました。運営企業は半年以上、この事実を公表しておらず、NHKの取材に対して「被害者への二次被害を防ぐことが最重要と考えていた」などと説明しています。 この企業は、首都圏を中心に放課後児童クラブ、いわゆる学童保育を運営している「ウィズダムアカデミー」です。 この運営企業が都内で運営している学童保育で勤務していた佐藤秀貴被告(30)が、去年8月からことし2月ごろにかけて、児童3人のズボンの中に手を入れて体を触るなどしたとして、強制わいせつの罪に問われていることがNHKの取材で明らかになりました。 このうち1人の児童に対しては体を撮影したとして、児童ポルノ禁止法違反の罪で追起訴されているということです。 この企業は、民間の学童保