海外では手首や腕などにセミコロン(;)の印をつけている人が増えているという。これは精神的に苦しんでいる人の、団結と意志を示すものだ。 二度と死を選ばないために記す きっかけとなったのは、精神衛生に関わる非営利団体が催したキャンペーン「セミコロン・プロジェクト」。 セミコロンとは「句読点」「区切り」を表す。つまりうつ状態や不安症、自殺願望、近親者の死による喪失感で苦しむ人たちが、手や首、腕などにこれを記すことで、以前の自分に区切りをつけ、二度と死を選ばない決意を示すための試みだ。 病気を抱えている人なら参加は自由。セミコロンをタトゥーとして皮膚に刻んでも良く、サインペンなどで一時的に書いてもいい。その画像をプロジェクトのインスタグラムに投稿し、自身の経験も語ることで、多くの人が勇気づけられている。 昨年、開始してから世界中に広まる プロジェクトを立ち上げたのは精神衛生の専門家である、チャーリ
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