PHPの開発者グループは、複数の脆弱性や不具合を修正したPHPのアップデート「PHP 7.0.7」「同5.6.22」「同5.5.36」を公開した。最新版へのアップデートを推奨している。 今回の更新では、いずれのバージョンも、国際化関数に関連した「CVE-2016-5093」、およびGD関数に関する「CVE-2013-7456」の2件の脆弱性を解消。「PHP 7.0.7」では、これらに加え、解放後メモリへのアクセスなど26件のバグを修正。機能追加なども行った。 一方「PHP 5.6.22」「同5.5.36」では、上記2件の脆弱性にくわえ、「CVE-2016-5094」「CVE-2016-5096」へ対処。さらに「同5.5.36」では「CVE-2016-4343」についても解消している。 (Security NEXT - 2016/06/01 ) ツイート