15日、京都市と大津市にまたがる標高970メートル余りの皆子山に登山に入り連絡が取れなくなっていたボーイスカウトの一行13人が、16日午前0時すぎ、全員、無事に下山しました。 警察によりますと、皆子山から下山したのは、京都市東山区のボーイスカウト「京都第8団」の一行で、大人4人と高校生1人、中学生3人、小学生5人の合わせて13人です。 一行は、15日午前8時半に大津市葛川坂下町の登山口から日帰りの予定で山に入りましたが、予定の午後3時になっても下山せず、滋賀県と京都府の警察と消防がおよそ70人の態勢で捜索していました。 積雪と吹雪のため、捜索は、15日夜11時にいったん打ち切られましたが、16日午前0時5分ごろ、一行の責任者から警察に「登山道の入り口付近に全員無事に下山した」と電話で連絡があり、駆けつけた警察官が13人全員の無事を確認しました。 けがをしている人はいないということで、警察は