多趣味でいろんな手芸にも手を出しましたが、結局やっぱり布と糸が好きです。 織物を自分でやってみると、世に溢れる様々な織物に興味を引かれます。 この前、織物の原理は全部一緒と書いたけれど、それでも多種多様な布が生まれてくる。 経糸と緯糸の交差が基本。 それを経糸、緯糸の交差をずらしたり、経糸の数を増やしたり、数えきれない色んな工夫で芸術的な布が織り出されています。 以前に「経緯」という言葉は織物から来ているとウンチク垂れましたが、本当に織物って人類の歴史と共に発展して来ていてね。 単純に身体を守る為に作られた、とか羊毛業から工業が発展、なーんて教科書で書かれると味気ないな〜と思う訳ですよ。 作ってあげる人への愛がこもってるのよ。どんな手法であっても。 でなきゃ、こんな細かい作業一生費やしてやってられないよね、とか思う次第。 「おつう」の話じゃ無いんだけれど。 あとは強制的に税として作らされた