9月24日、ベルギーで、スカイダイビング仲間で恋敵だった女性を殺害したとされる小学校教師の裁判が始まった。写真は法廷に立つエルス・クロッテマンス被告(ロイター) [トンゲレン(ベルギー) 24日 ロイター] ベルギーで24日、スカイダイビング仲間で恋敵だった女性を殺害したとされる小学校教師の裁判が始まった。 エルス・バン・ドーレンさん(38)は、エルス・クロッテマンス被告(26)や2人と交際していたオランダ人男性のマルセル・ソマーズさんと、2006年11月にスカイダイビングをした際、パラシュートが開かず民家の庭で墜落死した。クロッテマンス被告は、恋人を自分だけのものにするため、事前にパラシュートのひもを切断した罪に問われている。 検察によると、ソマーズさんはクロッテマンス被告と金曜日に会うことが多く、2人の子どもの母親だったドーレンさんとは土曜日に会っていた。クロッテマンス被告はスカイダイ
老舗事務用品メーカー、キングジムの文庫本サイズの電子メモ帳「ポメラ」の特徴は、「メモをとる」というシンプルな使い方に機能を絞った点にある。より高い機能や付加価値を追い求めるデジタル時代に“逆行”するかのような背景には「自分が欲しいものを作りたい」という開発者らの思いが詰まっている。ノートPC重い! 社内での会議や打ち合わせのとき、キングジム電子文具開発部の立石幸士(たかし)さんは、メモ代わりにノートパソコンを持ち歩いていた。しかし、大きくて重たいうえ、いざというときになかなか起動しない。バッテリー切れに備え、電源アダプターも必要だった。 そんな立石さんの頭の中に一つのアイデアが浮かんだ。パッと開いてすぐに起動し、キーボードでメモが取れれば「理想のメモ帳になる」。メモを取る機能に絞れば小型で軽量なものができるに違いない、と思った。 立石さんの着眼の裏には同社を取り巻く経営環境の変化の波もあっ
【グローバルインタビュー】「非情のブリザード」(上) 50年前に南極で犠牲になった友を思う 国立極地研究所 吉田栄夫名誉教授 (1/3ページ) 今からちょうど50年前の1960年10月10日、南極大陸の昭和基地で1人の日本人隊員が強烈なブリザードに巻き込まれ、行方不明になった。手の先さえ見えない視界ゼロの世界。第4次越冬隊員、福島紳さんは南極観測犬のタロたちに餌をやりに行き、そのまま帰らぬ人となった。享年30。福島さんは50年以上にもなる日本の南極観測史上、唯一の犠牲者となる。 遺体が発見されたのは7年後の1968年2月だった。基地から5キロ以上も離れた海岸べりで当時の服装のまま、見つかった。仲間は、その場所に石の塚(ケルン)を作り、福島さんの霊を弔った。 ブリザードの中、福島さんと一緒に外に出たのが吉田栄夫さん(80)だった。南極大陸の地形研究の第一人者。南極観測に長年携わり、国立極地研
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