ロンドン五輪金メダルの米満(左)は、商業主義的なIOCの姿勢を嘆いた。右は湯元進 (撮影・矢島康弘)(写真:サンケイスポーツ) 国際オリンピック委員会(IOC)が12日の理事会(スイス・ローザンヌ)で2020年五輪の「中核競技」からレスリングを除外したことを受け13日、日本レスリング協会の福田富昭会長(71)らが東京・渋谷区で記者会見。ロンドン五輪男子フリースタイル66キロ級で金メダルに輝いた米満達弘(26)=自衛隊=は、「商業的なものしかないとしたら残念。すごく悔しい」とコマーシャリズムに陥る五輪の現状に怒りをぶつけた。福田会長は「相当努力しないと(20年五輪に)残れない」と厳しい現状認識を示した。 【写真で見る】記者会見するロンドン五輪金・米満ら あまりにも唐突な“五輪競技落選”から一夜明けて行われた日本レスリング協会の会見。米満は茫然(ぼうぜん)自失の表情だった。 午前中に練習