第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝と決勝が行われる米サンフランシスコの競技場付近に、竹島(韓国名・独島)の韓国領有を主張する大型広告板が14日、登場した。複数の韓国メディアが報じた。 広告には竹島を上空から撮影した全面写真と、大きな文字で「WELCOME TO DOKDO. KOREA」「East Sea」「Dokdo Belongs to Korea!」とのメッセージが印刷されている。 広告の制作主は、サンフランシスコ近郊で歯科医院を運営する在米韓国人のキム・ハンイル氏。日本と韓国がWBCの準決勝や決勝で対戦すると予想し、17日から始まる決勝ラウンドに合わせて制作した。キム氏は「多くの韓国人が競技場を訪れると思い広告を制作したのだが、韓国チームは予選で脱落した。残念だ」と話した。広告は3月末まで掲載される。 「日本人と喧嘩をしたいわけではない」と語るキム氏。