24日のJ1第22節清水―浦和戦(静岡スタジアム)で、試合前に浦和サポーターが乗った大型バスから清水の選手バスに爆竹や発煙筒が投げられた問題で、浦和は28日、実行者を、今後一切の試合会場への入場を禁止すると発表した。対象者は確認中。 浦和は「チームや選手に危害を及ぼす行為は、断じてあってはならない。これらの行為はファン、サポーターの気持ちを踏みにじるもので、非常に残念であり許し難い」とした上で、「バスに同乗していた人への聴取から既に判明している実行者については、事実確認をした上で、今後一切の試合会場への入場を禁止する」と永久追放処分と決めた。 浦和サポーター4人が警備員への暴行容疑で逮捕された問題については、「事実確認をした上で、厳正な対応を取りたい。調査期間中は試合会場への入場を控えてもらう」とし、暫定的に浦和に関するあらゆる試合会場への入場を認めず、事実確認後に最終的な処分をする。