若手バレエダンサーの登竜門として知られるスイスのローザンヌ国際バレエコンクールの最終審査が1日行われ、長野県の男子高校生が優勝したほか、2位と6位も日本人が受賞し、入賞者の半数を日本人が占める快挙となりました。 ローザンヌ国際バレエコンクールは、15歳から18歳までの若手バレエダンサーが参加する大会で、ことしは15か国から合わせて73人が参加しました。 1日、スイス西部のローザンヌにあるボーリュー劇場で行われた最終審査には、日本人6人を含む合わせて20人が勝ち残り、古典のクラシカルと、現代舞踊のコンテンポラリー部門で演技を披露しました。 その結果、クラシカルで、ミンクス作曲の「ラ・バヤデール」の中の曲を踊った長野県松本市の松本第一高校2年の二山治雄さん(17)が、大きく伸び伸びとした演技で、審査員から最高得点を得て優勝しました。 このコンクールで日本人が優勝するのは、1989年、おととしに