「他の選手のインタビューを見て、ドイツではどんな姿勢や発言が受け入れられるかをずっと考えてきました」 長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト) 選手としてだけでなく、グローバル人材としても評価されている証だった。 1月5日、ビルト紙のインタビューで、フランクフルトのスポーツディレクター、ブルーノ・ヒュブナーはこう語った。 「長谷部誠と契約延長の話し合いを始めている。彼には特別な価値があり、引退後に私たちのクラブであるポジションを用意することを考えている。日本市場は私たちにとって重要。彼は日本でベッケンバウアーのような存在。引退後、長いスパンで共に働くことを想像している」 フランクフルトと長谷部の契約は今年6月までだが、レギュラーとして活躍しており、クラブとしては契約延長を希望している。そこで契約の中に、引退後の役職も盛り込もうと考えているのだ。 なぜ長谷部はドイツでも信頼されるのか? こ