なぜ男子大学生は「ヒグマの保存食」にされてしまったのか…ここでは2023年10月に起きた、ヒグマが消防士を襲撃した北海道の事件を紹介。宝島社による新刊『アーバン熊の脅威』より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 「人の味を覚えた熊」はどうなってしまうのか? 写真はイメージ ©getty ◆◆◆ 「保存食」として隠していた遺体 2023年10月31日の午前10時半頃、北海道松前郡福島町の大千軒岳(標高1072メートル)を登っていた消防士3人のグループがヒグマに襲われ、2人が首などにケガを負った。 登山道を一列に並んで歩いていた時に最後尾の男性が襲撃され、先頭の男性が刃渡り5センチのナイフで熊の目元と喉元を狙って応戦し、熊は首にナイフが刺さったまま逃げていった。襲われた2人は運よく軽傷で済んだが、この時にすでに犠牲者が出ていた。 登山道の入り口に車が置き去りになっており、持ち
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