ブックマーク / nemonemo.hatenablog.jp (2)

  • 巨像恐怖症(2) - とんかつにっき|うつ・パニック障害18年生

    前回の記事『巨像恐怖症(1)』で書いた通り、私は「人の形をした大きい物」が怖い。この国ではさして珍しくもない寺院の仁王像に恐怖し、初詣ひとつにも大変な苦痛を伴う。 そんな私が、今まで訪れた最凶の観光スポットを、いくつか紹介しようと思う。 大船観音(神奈川県鎌倉市) 胸像ゆえに、顔面の迫力は他の追随を許さない。白い像の宿命として汚れが目立つ。両まぶたから流れた雨水の跡は、観音像の涙にしか見えない。夜間はケバケバしいライトアップが施され、より一層の恐怖心を煽る。JR大船駅からもその姿を拝むことができるが、遠目に見ることも避けたい強敵。 三十三間堂(京都市) 一つ一つの仏像の大きさはさほどでもないが、1,000体以上がずらっと並んだ時の威圧感は想像を超える。仏像の無数の視線を感じながら120メートルもの順路を辿らねばならず、一度入ったら最後、簡単には逃げ出せないお化け屋敷のような怖さがある。国宝

    巨像恐怖症(2) - とんかつにっき|うつ・パニック障害18年生
    Ryo_9119
    Ryo_9119 2019/07/11
    怖いもの見たさとは良く言ったものですね。私にとっての生命維持アラートの対象は閉鎖空間ですね。狭ければ狭いほど、暗ければ暗いほど、警告が強くなり恐怖を感じます。幼い頃、私を布団に包めた親父のせい(笑)
  • 巨像恐怖症(1) - とんかつにっき|うつ・パニック障害18年生

    大人になれば、怖いものなんてなくなるんだと信じていた。それなのに、大人になっても怖いものは怖い。 私は「人の形をした大きい物」が怖い。 例えば、毎年初詣をする近くのお寺。入り口には、睨みをきかす一対の仁王像。私は、それらが視界に入る前から怖い。仁王像を見ないですむ横道からお寺に入ろうと、一応家族に提案してみる。しかし彼らはそんな私を面白がって、聞く耳すら持たない。 参道をまたぐ門をくぐると、200mほど先で待ち構えた仁王像が、いよいよ視界に入ってくる。私は武井壮よろしく、彼らが襲いかかってくる場面を、脳内でシミュレーションしようとする。……ダメだ、どうしたって勝てっこない。そんなこんなしているうちにも、仁王像との距離はどんどん縮まっていく。 どうする?  どうする?  どうする?  どうする? 恐怖心が最高潮に達したその時、意を決した私は、ダッシュで仁王像の間を駆け抜ける。背後に像の気配を

    巨像恐怖症(1) - とんかつにっき|うつ・パニック障害18年生
    Ryo_9119
    Ryo_9119 2019/07/10
    巨像恐怖症は初めて聞きました!威厳か恐怖か確かに紙一重かも知れませんね。
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