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ブックマーク / artsandscience-kipling.blogspot.com (1)

  • 「一万時間の法則」に感じる違和感

    なんだか最近「違和感」をタイトルにしたポストが続いていて、ネガティブな印象を持つかも知れませんが、ご勘弁を。 一万時間の法則、という言葉は聞いたことがあると思います。平たく言えば、モノゴトの巧拙は才能ではなく、単純に訓練のために費やした累積時間の関数に過ぎない、という仮説です。そもそもこれ、「法則」って言ってるから誤解を招くんですよね。法則なんてものは自然科学も社会科学もひっくるめて全て仮説ですからね。ええ?納得できない!?という方はカール・ポパーを読んでみてください。 で、この「一万時間の法則」と言われる仮説に、昔から激しい違和感を覚えているのですよ。その違和感の元は大きく二つあって、まず一つは、この法則を導き出すにあたって集計された統計データのサンプルです。 この「一万時間の法則」を導き出すにあたって、研究者が対象とした集団はバイオリニストでした。世界的なバイオリニストとまあまあのバイ

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