佐々木俊尚氏がよい記事を書いています。 essaさんがブログ『アンカテ』で紹介した「ストリートビュー批判の『Google の中の人への手紙』の海外での反響」では、樋口理さんの「日本の都市部の生活道路は生活空間の一部で、他人の生活空間を撮影するのは無礼です」という論考に対して、こういう批判が出ている。 日本人が生活空間で写真を取ることを気にするって、それはいったいいつの話をしてるんだい? 僕は、ドイツのハイデルベルクの近くに住んでいる。ハイデルベルクは美しい都市で観光客も多い。どういうわけだか、日本人のツアーの集団がよく僕の住む通りにやってくる。そしてどういうわけだか、日用品の買い物をしている僕をしばしば写真に取る。僕は、「買い物に行く典型的なドイツ人」といったタイトルでたくさんの日本人のアルバムに自分が収まっていることを愉快だと思う。僕はアメリカ人でドイツ人じゃないから、特に愉快だと思う。