世界を変えられると本気で信じる人間こそが 本当に世界を変える−−。 愚直なまでにおのれの信念を貫く男の素顔を、 アップルコンピュータを12年以上にわたり 追いつづけてきた著者が 圧倒的な取材力で描き出す。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆内容紹介◆ 「個性こそ最強の戦略」。 世界を熱狂させるビジネスの創造主たちは、見る者にそう思わせる迫力がある。自分を自分たらしめる絶対価値を「個性」と呼ぶのなら、個性を極限までつきつめていったところにこそ、最強の戦略がある。世界で最も卓越した形で、自らの個性を戦略へと高めた人物――それがスティーブ・ジョブズだ。 完璧主義者、エリート主義者、気分屋、偏執狂。「ジョブズは狂人と紙一重」と眉をひそめる向きもある。しかしそうした印象にとらわれていては、スティーブ・ジョブズの底力を読み誤る。 ジョブズは、自らの関心事や