書評に関するRyuou_5daiのブックマーク (7)

  • 仁木悦子「猫は知っていた」 | MONTHLY YONDA STREET ◆ DIARY

    昭和32年刊行の、仁木悦子のデビュー作。 主人公は作者と同姓同名の仁木悦子(音大生)と、兄の雄太郎(植物学専攻の大学生)。 両親は疎開先の信州に住み着いてしまい、二人で東京に出てきて間借りして学校に通っている。 「箱崎医院」という病院の2階の部屋(入院患者用の病室)を借りることになって引っ越したら、そこで殺人が・・・という話。 格モノです。 さて。 私が持っている仁木悦子のはすべて文庫なので、後ろに解説がついているのだが、どの解説にも共通する特徴は、ものすごく気合が入っていることである。 この「は知っていた」が、日のそれまでのミステリとどれほど違っていたか、この作品の明るさにどれだけ驚かされたか、欧米のミステリのような軽さがどんなに新鮮だったか、ということが、それぞれの解説者によって熱心に語られる。 誰もかれもが同じことを書いているのでびっくりするが、当時、それだけインパクトがあっ

    仁木悦子「猫は知っていた」 | MONTHLY YONDA STREET ◆ DIARY
    Ryuou_5dai
    Ryuou_5dai 2023/05/24
    仁木兄妹とトミー&タペンスの、キャラクター性と雰囲気の共通点について。特に仁木(浅田)悦子とタペンス。
  • 時計を忘れて森へいこう qoopさんの感想 - 読書メーター

    登録日2009/05/07(5597日経過)記録初日2009/05/04(5600日経過)読んだ4240冊(1日平均0.76冊)読んだページ1231539ページ(1日平均219ページ)感想・レビュー3888件(投稿率91.7%)棚30棚性別男外部サイトTwitter

    時計を忘れて森へいこう qoopさんの感想 - 読書メーター
    Ryuou_5dai
    Ryuou_5dai 2023/03/10
    故・光原百合先生の著書の感想。物語の特徴の芯を突いている。死に対する意味付け。
  • 『どくしょのーと 209 なぜちぢんだのかなあ』

    あらすじ。 主人公は三十歳の専業主婦、山脇加奈子。大学の同級生だった志津夫と結婚し、借り上げ社宅のマンションで暮らしています。 加奈子はごくごく平凡な主婦ですが、とても厄介な問題を抱えていました。家に入ると身長が縮んでしまうのです。1〜1.2メートルくらいに。 昔からそういう性質だったわけではなく、結婚して一年半くらい経った頃に、突然異変が。縮んだ身長は外出しようとしてを履けば元に戻るんですが、外出の意図がないと家の中でを履いても防止効果がありません。結局縮んでしまうのです。 最初はひどくとまどっていた夫でしたが、が室内では小さいことに慣れ、まあ……それなりに暮らしていたわけです。 しかし。ある日突然夫が失踪。夫の同僚である堀井から出勤してこないと連絡を受け、夫が残した旅程表とそこに書かれていた『ピピネラ』という謎の言葉を頼りに、友人の小此木千紗と二人で夫の後を追うことになるんですが

    『どくしょのーと 209 なぜちぢんだのかなあ』
    Ryuou_5dai
    Ryuou_5dai 2023/02/25
    松尾由美「ピピネラ」書評
  • さとうしん - 読書メーター

    登録日2014/01/19(3761日経過)記録初日2014/01/19(3761日経過)読んだ1527冊(1日平均0.41冊)読んだページ436891ページ(1日平均116ページ)感想・レビュー1343件(投稿率88.0%)棚8棚性別男外部サイトTwitterURL/ブログhttp://blog.goo.ne.jp/xizhou257/自己紹介歴史関係のを主に読んでます。

    さとうしん - 読書メーター
    Ryuou_5dai
    Ryuou_5dai 2020/10/20
    歴史もの中心
  • taipeimonochrome – これは旧ブログです。現在は新しいブログに移行しています。

    「ああン? 今年のダメミスの命? そんなの覇王の『パワードスーツ』に決まってるじゃねえか! まだ読んでないけど」というかんじで、一部の好事家の間では『スノウブラインド』でデビューした倉野氏はダメミス作家と認定されているわけですが、個人的には作、格ミステリとホラーの融合を戦略的に行った逸品として普通に、というか、かなり愉しめてしまいました。 物語を簡単にまとめると、吸血鬼を神と崇めるキ印一家で連続の人死にが、……という話なのですが、そのタイトルからも察せられる通り、舞台が日でありながらフルチ御大リスペクトの雰囲気タップリな風格も見事なら、登場人物たちのどことなく品格の感じられるキャラ設定など、何となーく飛鳥部ミステリも感じさせるところにまず注目。 特に今回、処女作と比較しておっ、と思ったのはその絶妙なユーモアセンスでありまして、下品には決して転ばない笑いのセンスが素晴らしい。このあた

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    Ryuou_5dai
    Ryuou_5dai 2020/10/07
    ミステリー中心
  • ニャン氏の憂鬱  (ねこ3.7匹) - すべてが猫になる

    松尾由美著。創元推理文庫。 製缶会社に勤める傍らバンド活動をしている茶谷くん。ある日、大株主の実業家の秘書・丸山が、缶を開ける時の“音楽的な響き”について話したいと訪ねてきた。なぜか黒白のを連れた丸山は、成り行きで茶谷が話した密室からのヨウム失踪事件に興味津々。まるでと会話をするように密室の謎を解いていき―。愛すべき探偵・ニャン氏の事件簿最新作、6編収録で出来だニャ。(裏表紙引用) ニャン氏シリーズ第3弾~。毎回ワトスン役が変わるこのシリーズ、今回はバンドマン兼缶詰会社広報の茶谷くんが務めます。 「密室のカナリア」 缶詰会社「下っぱ」の茶谷くんのところへ、大株主の実業家(ニャン氏)と秘書(丸山)が訪ねて来た。缶を開けた時の音にこだわりたいと言うのだが…。茶谷くんとニャン氏&丸山さん出会いの回。昔のバンド仲間との合宿旅行で体験した、消えたヨウムの謎をニャン氏(丸山さん)が解き明かす

    ニャン氏の憂鬱  (ねこ3.7匹) - すべてが猫になる
  • 黄金の羊毛亭

    ・作家別感想索引 (国内・海外共通/50音順) ・(比較的)最近の感想 似鳥 鶏 『叙述トリック短編集』 (2023.02.19) 伊吹亜門 『刀と傘』 (2023.04.29) 市川憂人 『グラスバードは還らない』 (2023.02.28) H.マクロイ 『牧神の影』 (2023.04.10) 麻耶雄嵩 『友達以上探偵未満』 (2023.03.30) (→ 掲載順リスト) ・改稿した感想 (2017.04.23) P.ワイルド 『悪党どものお楽しみ』 ・シリーズ作品 (2022.03.22) E.D.ホック〈怪盗ニック〉に『怪盗ニック全仕事5』を追加 ・短編 (2017.04.23) 泡坂夫 「酔象秘曲」 ・ロバート・J・ソウヤー 〈ミステリファンにもおすすめのSF作家〉 (2022.03.11) 『見上げてごらん。』を追加 ・ジョン・ディクスン・カー 〈黄金時代・不可能犯罪の巨匠〉

    Ryuou_5dai
    Ryuou_5dai 2020/07/03
    ミステリーとSFの書評。トリックの解説には感心する。
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