2008年12月21日02:05 カテゴリ電影しびれくらげ 未来回想 そろそろ今年を振り返ってベスト10を選んだりする時期ですが、 どうせアンタら「トンデモ」とか「トホホ」に「スピードレーサー」を選ぶんでしょ?色キチガイの映画とか言って。 俺も多分見てなかったら、そうしただろう。 だけど中盤あたりで妙に引っかかることをやってるんですよね、この映画。 それは「未来回想」と呼ぶべき時系列のシャッフルなんです。 普通、「回想」というのは現時点で「過去の事実(注)」を思い出すわけじゃないですか。原理はそれと同じで、そのベクトルがまんま逆になって、未来に向いているという感じ。 つまり登場人物が「これから起きるであろう未来」について想像し、そしてそれは「未来に起きる事実」として先に提示されちゃうんですよね。 そんな不思議なことが出来るのか?出来るんですね。 「スピードレーサー」の他に例があげにくいんで