もうすぐ夏休みですね。山や海、旅行、帰省など、さまざまなイベントが待っているのではないでしょうか。普段と違う生活をすると、体調を崩したり、ケガをしてしまったりしやすいもの。イザというときに慌てないために知っておきたい、医療費節約の3つの知恵を紹介します。 (1)「限度額適用認定証」を入手する 病気やけがで医療機関にかかったとき、大半は保険診療の対象になります。いわゆる3割負担(70歳未満)の医療費で、その月の医療費が1万円かかったとしても、患者が病院に支払うのは3,000円です。 風邪やケガによる通院であればたいした出費になりませんが、手術を伴う入院をしたり、抗がん剤治療などを受ける場合、3割負担といえども費用が高額になります。たとえば、非ホジキンリンパ腫に用いる抗がん剤「リツキサン」は1コースで毎週1回、最大8回の投与が必要です。身長170cm、体重60kg、体表面積1.65㎡の男性患者
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