国道353号線沿いを流れる四万川。その美しい“四万ブルー”と呼ばれる水の色は、川沿いの各所で見どころを作っています。その一つ、天然記念物に指定された「四万の甌穴群」。 ポットホールとも言われる甌穴とは、水の流れが渦巻き状になる川底のくぼみに石や砂が入り、それが水流の力で回転することで少しずつそこを侵食してできた円形の穴です。ここ四万の甌穴群は、大小8つの甌穴が見られ、そこに湛えられる水の色との自然のアートを見に多くの人が訪れる観光スポット。 数万年もの気の遠くなる年月を経て作られた、川の彫刻を湛える光沢と透明感あるインディゴブルー!思う存分カメラに収めた後は、誰もがその美しさにファインダーから目を外して暫くそこに佇みます。 四万の甌穴群を撮影したり眺望を見るには、国道沿いの歩道の上からがお勧めです。新緑、深緑、紅葉の季節とその自然の色彩と共に、その四季と光の具合により異なる美しい四万ブルー