ニコニコの出現で水面下から浮上してきた(させられた)MAD界隈について、思うところを書き綴ってみた。主に静止画MAD、アニメ/ゲーム動画MADが対象です。アイマス動画は、MAD制作がもはやひとつの疑似プロデュースとなっている節があるので、あまり当てはまらない気がします。 長いです。論点飛びまくりです。今更感バリバリです。お暇な方はどうぞ。 ■前置き:作品を世に知らしめるということ大手のゲーム会社は、関係者からはパブリッシャーと呼ばれています。バン○ムとかコ○ミとか任○堂とかスク○ニとか。彼らにももちろん製作部署はありますけど、ゲームのパッケージでその社名を見かけるほど自前で製作している作品は多くありません。主に中小制作会社の企画を買い、そこに開発費を投入し、共同企画・広告・販促・営業などを担当します。つまり、ゲームにおける出版社のようなものです。 この構造を知り、そして昨今のニコニコ動画を