BBB11に関するSHI-NOのブックマーク (3)

  • BLACK BLOOD BROTHERS 11.賢者転生 : 徒然雑記

    BLACK BLOOD BROTHERS 11.賢者転生】 あざの耕平/草河遊也 富士見ファンタジア文庫 Amazon 終わった。終わってしまった。 その事実を前にして、湧き上がり押し寄せてくる様々な感情の波に、ただただ翻弄される。 しかし、意外なほど喪失感はない。寂しさもない。もうこれ以上この物語の世界に住まう眩しいばかりの魂の持主たちの姿を読めない、というのにだ。 あざの先生のエンターテイナーとしての手管は、その意味では物語を完結させるやり方においてさえ、読者に対して行き届いていると言っていいのかもしれない。たとえ物語が、ページ上に文字列として描かれる形においては終わりを迎えたとしても、この赤と黒の血が交わる世界が泡沫のように消えゆくのではなく、何一つ終わることなく、先へ、未来へ、次の世代へと引き継がれ、様々な物語が紡がれていくのだろうというヴィジョンを、刻みつけていってくれたのだか

    BLACK BLOOD BROTHERS 11.賢者転生 : 徒然雑記
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    SHI-NO 2009/05/27
  • booklines.net - [あざの耕平] BLACK BLOOD BROTHERS 11 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生―

    「まあ、お互いここまでせねば意地を通すこともできぬ未熟者同士と言うことか。分不相応の望みを抱いた報いだな」 「……ケイン」 二人の脳裏を過ぎるのは、特区を奪われた夜のことだった。大切なものを失い、己の無力に打ちひしがれたあの夜。あの夜を生き延びて、二人はいま、再び特区に立っているのである。 「だが、ジロー。少なくとも俺は後悔していない。お前も、そうではないのか?」 世界で唯一、人間と吸血鬼が共存する都市―「特区」。そこには、両種族の仲を取り持つもぐりの調停屋・葛城ミミコと、護衛の「銀刀」望月ジロー、その弟コタロウがいて……というBBBシリーズの最終巻です。 読んでいる最中の興奮を、読み終わった後も残る余韻を、どう表せばいいのかわかりませんが、この物語に出会えて良かったと、心から思える。ほんと素晴らしかった。 特区で繰り広げられる九龍の血統とカンパニーの戦いは、ついに最終局面を迎えたわ

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    SHI-NO 2009/05/23
  • BLACK BLOOD BROTHERS(11) - ブログというか倉庫

    BLACK BLOOD BROTHERS11 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生― (富士見ファンタジア文庫) 作者: あざの耕平,草河遊也出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2009/05/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 79回この商品を含むブログ (64件) を見る ストーリー 終わらない物語は存在しない。 それはこの物語においても例外ではない。あらゆるものがそこに向かって駆け抜けていく――それぞれの終わりへと。願い、祈り、想い、怒り、愛、そして憎しみの全てを包含して、彼らは戦い抜けていく・・・そして、それぞれが求めたそれぞれの答えを得る時が、遂にやって来た。 一体誰が何を得て、一体誰が何を失ったのか。全ての答えがここにある――。 「BLACK BLOOD BROTHERS」という、二人の吸血鬼の兄弟と一人の少女の物語の答えが、ここにある。 「もしも」 という

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    SHI-NO 2009/05/23
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