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2009年12月3日のブックマーク (2件)

  • Science&Technology Trends September 2004 feature article 01

    客員研究官 林   晋 神戸大学工学部 情報知能工学科 教授 http://www.kobe-u.ac.jp/ 客員研究官 黒川 利明 株式会社CSKeソリューション技術技術調査部基盤技術グループ CSKフェロー http://www.csk.co.jp/index.html 1.始めに  日人は論理的でないという、また、合理的でないという。それが日のソフトウェア産業の構造的弱さと関係しているのではないか? いくら重点的に予算を注ぎ込んでも日のソフトウェア分野が浮上しないのは、日社会が合理的・論理的思考法に弱く、また、それを軽視するためではないか? 日のソフトウェア産業・ソフトウェア工学の「弱さ」を前にして、我々は、そう考えていた。  アメリカ社会やヨーロッパ社会にみられるような合理的思考法が身に付かない限り、日という社会は、ソフト

  • 日本のソフトウエア産業、衰退の真因

    ソフトウエア・エンジニアリングのリーダーの一人、エド・ヨードンは1992年に、『Decline and Fall of the American Programmer 』を著し、米国のソフトウエア産業の衰退と挫折を警告した。このを出す少し前まで、彼は「この国が危ない(A Nation at Risk)」というタイトルで講演行脚をしており、同書はそれをまとめたものである。 このの中で、ヨードンは日をソフトウエア開発における優等生の一人として挙げ、インドの飛躍を予見している。が書かれた時点では、インドのIT産業はまだ黎明(れいめい)期にあったが、彼の予想通り、現在は英語圏で質の高いソフトウエア開発力が得られる国として、欧米から頼られる存在になり、IT立国を目指す他のアジア諸国からお手と見なされるまでになった。 「この国が危ない」というヨードンの警告に触発されたのか、米国上院の「米国の

    日本のソフトウエア産業、衰退の真因