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  • アジアチャンピオンズリーグの退歩: 武藤文雄のサッカー講釈

    今日発売のエルゴラッソ。元川悦子氏の連載で、ACLを担当しているJリーグ事務局職員を取材していた。対戦相手の情報収集(それは各クラブの仕事のような気もするが、まあいいか)、遠征費補填などのサポートとクラブとの交渉、日のメディアへのサービスなどを行っているらしい。 最近の日サッカー界で嬉しいのは、彼女のようなサッカー運営に専従したプロフェッショナルが次々と登場している事。特に将来いつかワールドカップで優勝するために必要なのは、国としてのサッカーを推進する総合力、このようなプロが多数いる事も重要に思う。 ただし、短期的な彼女の活動振り、あるいはAFCの方向性には相当疑問を覚えた。 21日に行われるナムディン-アントラーズ戦の会場が、ナムディンではなくハノイで行われるらしい。この記事によると、その理由はナムディンの施設が十分でないからとの事。ナムディンの施設の問題点は具体的に記載されていない

  • 代表メンバあれこれ2008年5月: 武藤文雄のサッカー講釈

    代表チームのメンバが発表された。 まず加地が入っていない事。確かにFC東京の長友の活躍は見事だが、先日のチョンブリ戦で見事なアシストを決めているので、負傷が癒えきっていない内田よりはと思っていた。せっかく東アジアであんなに窮屈な思いをして左のテストもして(テストとしては失敗だったようにも思うが)、いざとなったらセンタよりにも使える多様性が出てきた加地なので、代表にとっては重要だと思うのだが。 続いてセンタバックのフロンターレの2人。寺田は常にJを代表するディフェンダの1人で、年齢の事はさておき先日代表合宿にも呼ばれていたので、予想の範囲内だったが、さすがに井川にはビックリ。この井川と言う選手は、ガンバ時代から「潜在力を発揮できないタイプ」と見られていたが、確かに最近は安定感も出てきたように思うけれど。以前、フロンターレの箕輪がジーコに選ばれた時に垂れた講釈だが、当時私はフロンターレのDFか

  • 43年目の危機: 武藤文雄のサッカー講釈

    ジェフがクゼ監督を解任した。ここまで11試合では2分9敗、内容も芳しくなかったが、何より全く結果が出なかった。通期の約1/3を終え、降格脱出権の15位のとは勝ち点10差。フロントとしても看過できないと判断したのだろう。 以前も述べたがが、監督交代時に一番難しいのは、その後任の監督が前任者より優秀である必要がある事。そうでない場合(そしてそうでない事が世の中結構多い、世界にそうたくさんのシャムスカはいない)、そのチームはさらに階段を転げ落ちるように苦戦するケースもままあるのだ。そう考えると、クゼ氏の実績を考慮し、もう少し我慢をする選択肢もあったようには思う。 特に現状のジェフの場合、昨シーズンの中軸が大量に抜けただけに、それなりの選手を集め直し、基盤からチーム作りをする必要があった。クゼ氏の招聘はその狙いがあったはず。事実、クゼ氏はクロアチアでの評価も悪くないし、ガンバでのそれなりの実績もあ

    SIK
    SIK 2008/05/08
    "格段の実績を持ち将来性もありシーズン序盤の不振で出場機会に恵まれてないCB"誰だろう?/水本か
  • 西村主審暴言問題: 武藤文雄のサッカー講釈

    (一部わかりづらい部分を修正しました 2008年5月3日) 最初から最後まで、何ともがっかりする話だ。「死ね」発言があったと言う話にも、日協会の収拾策にも。 「犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛むとニュースになる」と言うけれど、そのような類の話と言えるのだろうか。選手が審判に暴言を吐いて「ハイ、サヨナラ」は、それはそれで残念だが、しばしば見受けられる場面である。しかし、審判が選手に暴言と言うのは... 学生時代の事だから25年くらい前になるだろうか、社会人の相当レベルの高いチームに練習試合をしてもらった事があり、先方のチームから主審が出た。チームメートがハンドと判定されPKを取られたので、主審にしつこく文句を言った。すると、その主審は「うるせえ、ガキは黙ってろ!」とフィールド中に響き渡る大声で恫喝?してきた。若い学生に色々言われたので、単に腹が立ったのだろうが。横から見て

    SIK
    SIK 2008/05/07
    そうそう、なんで「うるさい」とかが問題視されてないのかが不思議
  • (書評)股旅フットボール: 武藤文雄のサッカー講釈

    書は日の事実上の4部リーグ(日全国を9ブロックに分割した地域リーグ)に所属し、JリーグあるいはJFLを目指しているクラブを全国各地域に訪ね歩いたノンフィクション。上に上がろうとする「理想」と、財政面、強化面の苦闘と言う「現実」のギャップに悩みながらも、前に進もうとしているサッカー人たち(フロント、監督、選手、サポータなど様々な人々)の声を集めている。 さらに彼らが1つ上のカテゴリのJFLに昇格するための全国地域リーグ決勝大会のレポートが織り込まれる。筆者が指摘する過酷な戦いこの4部から3部への昇格こそが、現在、日サッカー界では最も狭き門となっている。を演ずる男達の描写は、勝者と敗者の対比を含め、非常に印象的だ。 さらに筆者は、これら地方クラブが強化されるにつれ(より優秀な選手を獲得するにつれ)、それまでチームを支えてきたアマチュア選手の場所がなくなって行く現実、昇格に向けての制度上

    SIK
    SIK 2008/04/30
    「股旅フットボール」
  • 赤札無情: 武藤文雄のサッカー講釈

    アルビレックス-サンガ戦。例のレッドカード3発と言う試合の判定について。 昨日も触れたが、この試合は、鈴木淳対加藤久と言う、私にとってあまりに深い思いの対決である。したがって、試合内容そのものや2人に対する思いを対比して文章を書きたかった。しかし、久さん人まで大爆発してしまって退席処分をらう試合について、冷静なフリをして文章を書く訳にもいくまい。これは後期の対決での宿題としたい。 と言う事で、3選手退場、久さん退席について。 結論から言って、私は主審の佐藤隆治氏が相当不出来だったと思う。典型的な主審が壊してしまった試合と言えるだろう。 この主審の不出来については、テレビで野々村芳和氏が非常にクリアな解説をしおり、その内容を中坊さんが要領よくまとめているので参照して欲しい。以下の私の講釈も、この野々村解説を参考に語らせていただく。 実はこのようにVTRで判定振りを評価されるのは、主審とし

  • 私は岡田武史監督を支持し続ける: 武藤文雄のサッカー講釈

    この週末。ベガルタはついに「流れの中からの得点」で勝利した。無得点→自殺点→PK→CK→流れの中からの得点、と5試合で着実に進歩。ホーム勝率10割、4位、悪くない位置取りである(首位のサンフレッチェ、1つ下の5位のサンガ、それぞれが1試合少ないとか、そういう事もあるのだけれども)。来週は三ツ沢、じゃなかったニッパツ競技場で、あの都並氏率いる横浜FC戦。私も参戦可能だし、何とも愉しみだ。 J1も、レッズ、ガンバ、フロンターレなどの苦闘していた優勝候補チームが、初勝利。各チームとも「永遠の暗黒下」にいるように思っていたのだが、落ち着いて考えてみればまだ2試合しかしていなかったのだなと。長いリーグ戦はこれからだ。 で、改めて日本代表について。 繰り返すが、バーレーン戦は、内容も結果も酷い試合だった。こうなると怪しい報道が次々に登場する。選手達もそれなりに愚痴をこぼす。スタッフミーティングの情報が

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