東京V今年も“フッキ王様システム” 東京Vの柱谷哲二監督(43)が3日、川崎Fからの電撃移籍が前日決まったばかりのFWフッキ(21)を6日の神戸戦(ホムスタ)で先発させることを決めた。 「フッキのために組んだ」というユースとの練習試合(35分×2本)で13本(左足11本、右足2本)ものシュートを放ったフッキの姿に「ストライカーらしく常にシュートを打つことを考えている。そういう選手にゴールは生まれるもの」と3年ぶりのJ1勝利がかかる一戦での先発起用を即決。船越、平本ら他のFW陣も結果を出してきているだけに2トップへの変更も考えられたが「時間がない。去年のフォーメーションなら早くフィットすると思う」とフッキを1トップに置く“王様システム”復活を予告した。 移籍騒動で、あまりボールに触っていなかったフッキは無得点ながら70分間フル出場し、FK1本、CK8本もすべて自分で蹴るなど、すでに