今週のスタディPCネット大分高城校のコラムでは、読書と発想力の関係について個人的見解を記したいと思います。 私は人に威張って言えるほどの読書家ではありませんが、それでも技術者として働いていたサラリーマン時代は月に2~5冊くらいは本を読むように心がけていた。 読む本はまちまちで、ビジネス書、技術雑誌、ノウハウ本など、特にジャンルは決めずに気になった本を読んでいた。 バブル全盛期の1991年に一部上場の大手メーカーに入社したわたくしは、正直なところその会社に入るほどの実力はなく、単に景気が良かったから採用されただけの人材。同期入社の面々と比べると明らかに実力不足で、知識も乏しく、唯一勝っていたのはお酒の強さくらいだった。 このままでは、会社の中で生き残っていけないと思った私。少しでも長く会社の中で生き長らえていけるように思い、自分の知識不足を補うため毎日15分は帰ってから読書をする事にした。