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2009年8月6日のブックマーク (1件)

  • 密息と原腸 - 内田樹の研究室

    『考える人』の「日人の身体」シリーズ、今回のお相手は尺八奏者で「密息」呼吸法で知られる中村明一(なかむら・あきかず)さんである。 「密息」とはどういう呼吸法かというと…それをすらすらと説明できるようであれば、苦労はないのであるが、あえて説明させていただくと、腹部の深層筋を用いて、瞬間的に大量の(おどろくほど大量の)空気を肺に取り込み、それを自在に吐き伸ばすという呼吸法である。 実際に、その呼吸法で尺八を演奏して頂いた。 驚くべきことに、いつ息継ぎが行われたのか、外から見ているとまったくわからない。まるでノンブレスで延々と尺八が吹かれているように見える。実際には音と音の間に瞬間的な空白があって、そのときに大量の吸気がなされているのだそうである。 『密息で身体が変わる』(新潮選書)を読んで、ぜひこの呼吸法を習得して、合気道に応用しようと、「日帰り東京ツァー」に出かけた。 仕切りは新潮社のアダ