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ブックマーク / bluelines.hatenablog.com (7)

  • 公募のしくみ - bluelines

    要望があったので、前回エントリに追記します。 今回は、公募における選考基準を、具体的になるべく淡々と書きます。 たぶんあんまり面白くありません。 知っている人にとっては当たり前の話です。 あくまで一般論ですので、あらゆる公募が全てこの通りだというわけではありません。 僕が知ってる範囲のことですので、欠けてる情報もあるかと思います。 以上disclaimer、ではよろしく。 前回、「あなたは、一件の公募に対して集まる数十〜百以上の応募者の中で、一番にならなければ全く何も得られないのです。」と書きました。今回は、この「一番」を決める基準を説明します。以下項目ごとに分けて。 (1) 専門分野/担当科目適合性 当たり前のことですが、応募者の専門分野が求められているものと合致するかどうかは極めて重要な基準です。極端な例を挙げれば、英語教育の公募にノーベル賞物理学者が応募しても採用されないということで

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    SUM 2012/01/08
  • 文系の研究者になりたい人達に知っておいてほしいこと - bluelines

    もしあなたが、大学の授業を通して学んだ学問分野に、ものすごく心を惹かれているとしましょう。あなたはこう考えます「この研究は面白いなあ。もっと勉強してみたいな。大学院に行くのもいいかもしれないな。ひょっとしたら、この研究を仕事にして、それでべていけるようになるかもしれないし!」 このエントリは、そんな人に向けた、「研究でべていくことを目指すときに、知っておいて欲しいこと」です。対象は、いわゆる「文系」に絞ります。理系でも当てはまる部分はあると思いますが、あちらにはまた色々と異なる慣習があるので。 まずは、「研究でべていく」とはどういうことか。文系の学問分野においては、それは殆ど「大学の先生になる」ということと同義です。「大学の先生」には、大きく分けて二通りの形態があります。 専任 非常勤 専任は、「その大学でフルタイムで仕事をする人」です。授業を担当し、会議に出席し、大学運営における様

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    SUM 2012/01/05
  • 理想の英語教育のコスト - bluelines

    【注意】これは、「日英語教育は完璧であり、改良の余地なんかない」と主張するエントリではありません。 題。こないだ、ツイッターにこんなこと書きました: 「俺達よりも英語ができる次代の若者を育てるために俺達がワリをらう」という前提を受け入れて初めて、実質がある英語教育改革の議論ができるんじゃないですかね。 この話をもう少し膨らませたいと思います。 日ではともかく多くの人が学校英語教育に不満を抱いている。でその不満というのは大方「話せるようにならない」ということに集約される。「話せるようにならない」というのはほぼその通りではある。英語が好きでちゃんと勉強して、センター試験英語で満点が取れるような学生(つまり、学校で教えている英語をちゃんと習得した学生)でも、それだけでは英会話の能力は決して高くならない。 で、いろんなところから―それこそ一般人から政治家・経団連のようなエスタブリッシュメ

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    SUM 2011/09/27
    趣旨には賛同する点多々。高額な英会話スクールでも結果出ない人多いけどね…。
  • ゲームは世界を救う、と真剣に考えている人がいる - bluelines

    Jane McGonigal: Gaming can make a better world | Talk Video | TED.com TEDのトーク。打ちのめされるぐらい話がうまい。 「ゲームに費やした時間を、もっと意義のあることに使っていたら、今こんなことにならなかったのに」 とか何とか、誰もが「わかる」話ですよね。何の違和感もなくすっと頭に入ってくる。 しかし、Jane Mcgonigalはこう言うのだ。 ゲームだったらそんなに頑張れるってすごいよね そんなに頑張れる人達が世界中に沢山いるってすごいことだよね じゃあその人たちで、ヴァーチャルな世界だけじゃなくてリアルな世界も救っちゃえばいいじゃん 身も蓋もないオプティミズム。でも質的には正しいと思う。「ゲーマー」を「ある課題を達成することに時間をかけ、様々なスキルを習得していくことが楽しくて仕方ない人達」と捉えれば、それは間違

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    SUM 2011/09/22
  • 教師の心得 - bluelines

    アメリカの大学院で、「Professional methods」という授業を取ったことがある。言語学の専門家としてっていくためのあれやこれやをひたすら教わるクラスである。学会での発表の仕方、ジャーナルペーパーの書き方、CVの書き方、就職活動などなどのトピックをこなして、「教授法」が取り上げられた。このエントリで取り上げるのは、「教授法」の回に先生が配った「教師の心得」である。 以下、その一部を日語で紹介する。 君が教えようとしていることは、「とても大切でとても面白い」ことを決して忘れないようにしなさい。また、それを学生に伝えることも忘れてはいけない。 君は、君のクラスにいる学生よりも賢いわけではない。学生よりも「いいひと」なわけでもない。君は、たまたま学生がまだ持ち合わせていない情報をいくらか知っているだけだ。そして学生たちは、君がまだ知らない情報を山ほど知っている。 教師として、君は

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    SUM 2011/09/14
  • 大学でアルファベットを教えて何が悪い - bluelines

    ある大学のシラバスに関する意見・反響 as of 2011/2/20 18:22 - Togetterまとめ 今、いろいろ頭に来ている。そこのお前だ。何を嗤う。 日の小中高ってのはトコロテン式で、学んだことが身に付こうが身に付くまいが次の段階に押し出されるシステムだ。学習内容は積み上げ式だから、当然「落ちこぼれ」が発生する。ある段階で何らかの理由によりつまづいたら、よっぽど幸運にすばらしい教師に巡り合う場合を除いて、その後ずっと落ちこぼれ続ける。積み上がらない。 そしてこれまでの社会は、そうやってつまづいた人に学び直すチャンスもセーフティーネットも与えず、否応なしに「底辺職」に押しやってきた。景気が良くて単純肉体労働の雇用が安定して存在してた時代ならそれでも野垂れ死にはしなかった。 しかしこれからはそうはいかない。少子化。不景気。単純肉体労働は新興国にアウトソースされる。これからの日

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    SUM 2011/02/21
    乱暴に言えば「英語だけできないけど他の教科はある程度できている人」と「全教科成績が全滅の人」はひとくくりにしない方がよさそう。ほかに変えなければいけないところもあるけどすぐにはむずかしい
  • 書かされるだけなら卒論なんて書かない方がマシ - bluelines

    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110119-OYT1T00710.htm 卒業研究必修化を行えるマンパワーはあるのか? - 発声練習 僕が現場の人間として、間違いないことが分かっていること: 卒論をまともに書かせる、つまり、書いたことから何かが得られるようにするためには、ちゃんとした卒論指導が必要である。 卒論指導の質は、学生一人一人にかけた時間に正比例する。 担当学生数や、卒論以外での教員負担が増えれば増えるほど、一人一人の学生の卒論指導にかけられる時間は減少する。 分野にもよると思うんだけど、例えば担当学生二十人でまともな卒論指導するとかまあまず無理ですよ。努力や工夫の問題じゃなく、もう純粋に時間が足りない。 だから私大で卒論必修じゃないとかって、来合理的なことなんですよ。まともに卒論を書かせるには手間がかかる。でも学生全員にその手

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    SUM 2011/02/21
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