時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト 政治・経済・社会・国際・スポーツ・エンタメなどのニュースに加え、社会的な関心が高い事象については特集も掲載します
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名前も年齢もわからない、誰も知らないひとりの少女。モデルやアイドル活動をしているわけでもなく、SNSもやっていない彼女を、写真家の青山裕企は数年にわたり、毎週のように撮りつづけた。そしてできた写真集が『少女礼讃』である。 数々の著名アイドルやモデルなども撮影してきた青山は、この女性に何を見出し、何を写そうとしているのか。写真集の魅力をレビューする。 「少女」のイメージを大きく裏切る 1978年生まれの写真家・青山裕企の最新写真集。『スクールガール・コンプレックス』シリーズ、オリエンタルラジオや乃木坂46メンバーの写真集などで知られる著者だが、なんとこの作品が80冊目の単著になるそうだ。その出版界での需要の大きさと、著者自身の企画力には驚くばかりである。 本作でまず注目すべきは、その本としての佇まいだろう。文芸書の単行本サイズより2cmほど背が低い小ぶりな判型にして、厚みは4cm近くある。手
私たちを乗せた飛行機はパキスタンのカラチ空港で給油し、二十時間ほどのフライトでバグダッド空港に着いた。 タラップを降りたとたん、私は激しい息苦しさを覚えた。 私がアルバイトでイラクの建設現場に行くことになったのは、1980年の七月半ばのことだった。サダム・フセインが大統領になった翌年である。当時、大学を中退した私は、金がなくなると高田馬場の職安前の公園内にできる寄せ場に行き、日雇い労働で食いつなぐ生活をしていた。 そんなある時、顔馴染みの手配師が、「にいちゃん、外国の現場があるんだけど、行かねかぇかい?金はいいよ」と誘ってきた。聞くと、契約期間は七月末から三か月。旅費は勿論、衣食住付きで三百万円を支払う。仕事は日本の大手建設会社が建てているビルに資材を運び入れる外国人労働者の監督をするのが仕事だという。 「こんなにうまい話があるのかな……」と多少疑心暗鬼にはなったが、「前金として百万円払う
楽しむ 自然を愛する新進気鋭のアーティスト「xiangyu」が語る山とものづくり南アフリカのハウスミュージック・GQOM(ゴム)を取り入れたサウンドで、最近都内のライブハウスやクラブで少しずつ話題になって来ているxiangyu。実は彼女、自然好きのYAMAPユーザーなのです。それを知ったYAMAPからオファーをかけ、これまでになかったあたらしい山の曲が完成しました。本インタビューではxiangyuについてはもちろん、本邦初公開のxiangyuとアウトドア、YAMAPとコラボした曲などについて、たっぷりと語ってもらいました。 目次音楽は、一番苦手なものだったすでにあるものを組み合わせて、あたらしくする登山とxiangyu新曲「Y△M△」について楽曲情報【告知】xiangyuの自主企画イベント「香魚荘#02」 音楽は、一番苦手なものだった ー xiangyuさんが音楽を始めたきっかけについて教
ラウドネス・ウォー(音圧戦争)という言葉がある。音響機器の技術を駆使して、音がひずまない範囲で、音楽全体の聴覚上の音量を、他の楽曲より、かさ上げすることをいう。J-POPなどロック系の楽曲で主に使われる手法だ。 音圧=音の圧力が高いので、パッと聴いた瞬間、印象に残りやすく、楽曲への好感度を上げる効果が期待できる。アーティストやレーベルの中には、他の楽曲よりも音圧を上げることで、自分たちの曲を少しでも目立たそうという考え方で意識的に音圧を上げる人達がいる。これが音圧戦争の概要だ。 ただ、音圧戦争による弊害もある。音圧の高い楽曲は、総じてダイナミックレンジ(音の大きなところと小さなところの差分)が小さくなり、抑揚感の乏しい音楽になる。始終圧力の高い音の洪水に包まれ、楽曲の内容によっては、連続して聞いていると聴き疲れする事例も多い。 CDの時代は、それでも良かった。高音圧は、アーティストやプロデ
TVアニメ『機動戦士Ζガンダム』の鮎川麻弥が歌うOPテーマ「Ζ・刻を越えて」とEDテーマ「星空のBelieve」は、ニール・セダカ(Neil Sedaka)の楽曲に日本語の歌詞をつけたもの。セダカは4月より、自宅で撮影したパフォーマンス映像をほぼ毎日公開しており、この2曲の原曲も演奏しています。 「Ζ・刻を越えて」の原曲は「Better Days Are Coming」、「星空のBelieve」の原曲は「Bad And Beautiful」 ■"I Must Be Dreaming"/"The Miracle Song"/"Better Days Are Coming" ※「Better Days Are Coming」は5分20秒から
セガは7月29日、YouTubeの動画概要欄において、生配信中に「不快に感じる表現」があったと謝罪。該当箇所を削除した上でアーカイブ動画を公開しました。 カットされたのは動画の47分40秒付近 問題となったのは、配信の中で人気パズルゲーム「ぷよぷよ」のeスポーツとしての盛り上がりに言及した部分。「龍が如く」シリーズなどで知られる名越稔洋プロデューサーは同作のプロゲーマーについて、「真面目そう」「うまく言えないけど」「地味さが良い」「良い言葉が浮かばない」と形容に迷った上で、「チーズ牛丼食ってそうな感じ」と発言。この「チーズ牛丼」発言がネット上で批判を集める事態となっていました。 ネット上では2020年に入り、「チーズ牛丼顔」という言葉が一部で流行。嘲笑的な意味合いを含むほか、ルッキズム(容姿による差別)を助長するといった声もあり、使用には注意が必要な言葉として知られていました。公開された動
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